【レビュー】最高にイカれた映画「ハードコア」感想殴り書き

FPSやってる身としては前々から楽しみにしていた、3年前あたりから話題になっていた
ロシア発新全編一人称視点(POV)である原題:Hardcore Henryがついに日本で公開ということで見に行きました。




※ネタバレを含みます



はじめに


  • 基本的に映画(邦画洋画問わず)はあんまり見ない
  • 監督も役者も前情報も特に知らない
  • FPSはやっている 
  • 普段はアニメしか見ていない人間の視点
状態で見てきました。


まず元ネタである、とあるバンドのMV。


2013年に公開され、3700万再生を記録しているこのMVを見て「早く見たい」と思っていた所、ようやく日本で公開され映画館へ足を運びました。
公式のどっかのCMかなんかでは1.2億再生されたって書いてたけどどこの話だ?分かる人はコメントをくれ。


本編


まだ見ていない方は日本版予告編を見て頂ければと思う。 大体のストーリーで言うと


研究所で目を覚ます主人公:ヘンリー(=観客、視聴者)。(メタ的な意味合いではなく没入感的な意味で)
妻を名乗るエステル、とその研究者曰く、大きな事故によってヘンリーは左手足が無く、アニメで言えばハガレンのオートメイルのようなモノ。をつける(ハイパーなテクノロジーで一見すると人間にしか見えないし、肌の色に塗装や溶接するので人間にしか見えない)。


研究者がヘンリーに声帯をつける手術をしようとしていたところに謎の組織が侵入、研究者は殺されるし妻は目の前でおっぱい揉みしだかれるが、妻の機転で脱出。なんと研究所は飛行機だった。

脱出ポッドで落下した地点に組織がスタンバイしていてタコ殴りにされたり、妻が攫われたり、逃げる。

逃亡中ジェリーという男が仲間になり、妻を助ける協力をしてくれる、「電池切れるから急げ」と言った後にすぐ死んでしまう…そこでバスに乗ったら再びジェリーが。死んだはずでは?!

そんなバスも火炎放射器で焼かれてジェリーも焼かれる。

車内で指定された地点、ビルの一室に居る人間の心臓を取れと。

その後パルクールのようなビルよじ登りや、銃撃戦、ゴア、追いかけっこ。

ストリップで再びジェリーと会う。クスリキメながら銃撃。

ジェリーの研究所へ。今まで会ったのはジェリーのクローンであったことが判明。まぁ見ていればわかるのだが。

ジェリーにスパイだと疑われ殴り合いになるが和解し、エイカンのアジトへ。

エイカンはヘンリーのような機械のような人間を他にも研究していた。

エイカンや他の兵士にボコボコにされる間にジェリーの本体が死んでしまう。

一人になったヘンリーはエイカンへ立ち向かうが、残り兵士やエイカンにボコボコにされて気を失う。

なんとか目を覚まし、有刺鉄線を巻きつけ不意を突いてエイカンに接触し、指を引き裂き、ヘンリー自身の目玉をくり抜いて機械的なコードでエイカンを締め上げ、エイカンの顔を真っ二つに引き裂いて、ぶち殺す残った下半身(顎から下の身体全て)は地面に叩きつけられてまさに爆発四散

ようやく助けたと思っていた妻エステルも、結局はエイカンの妻であり、ヘンリーを騙す演技をしていただけだった。


エステルにエイカンの顔半分を見せつけ妻をヘリから突き落とし、本編終了。


感想

洋画どころか映画自体あまり見ないが、多分内容だけ見たらベタな内容だったんだろうなぁと思う。
しかしアクションシーンの凄まじさ、没入感は言うまでもなく、ゴア表現もたっぷりで、やたら下品だった。
ベタと言えばベタだが、洋画は全く見なくて新鮮だった為、「THE・洋画」的なイメージを持っていたモノが見れて、内容もそこそこ楽しめた。

爽快感アリ、笑いアリ、と言った感じで見た満足度は非常に高い。
ロシアのジョークや汚い言葉も飛び交うし、ストリップクラブのようなシーンで股間弄られるシーンもFPS視点であるのでなかなか面白い。


何と言ってもゴアが凄まじい。
オープニングから人が死ぬシーンを何度も見せられる。刺殺や銃殺や、レンガのようなものをぶつけられるシーンが繰り返し流れる。強いメッセージ性を感じた。「これは暴力映画だ」と。

序盤に仲間から腕をペンチで刺される「想像できる痛み」のようなエグさから、敵の頭が目の前で半分吹っ飛ぶシーンなどが数回あり、非常に見ものだった。
民間人が巻き込まれて死んでるシーンでリードのついた犬が飼い主の腕だけを引きずって逃げている絵面とかもなかなかに酷く、笑ってしまった。

自分の胸とか人の胸かっさばいて心臓もぎ取ったりするシーンとかも本当にヤバい。


あとは、アクションシーンがやたらド派手で、ぶっ飛んでいた。
ヒヤッとするシーンも多い。車にバイクで突っ込んで突き抜けるシーンとかもう意味不明。

主人公が喋れないのもなかなかおもしろかった。
理由付けられて喋れないし、もうよくわからん間にひたすら命令されて奔走する。
表現が頷きと首振るくらい。


…そろそろ悪いところを挙げるとこれに尽きる

酔う。

まぁほぼ確実に酔うと思う。
シアターの関係上かもしれない。俺が見たシアターはかなり狭くて、どの席でもほぼ間近と言った感じ。

開始10分でかなり酔う。面白いんだけれど、見てられないくらい酔う。まぁ我慢したが。

この映画、テンポが良い……といえば聞こえは良いが、ヘンリーが戦う→会話→逃げる→戦う
みたいな感じなので、ほとんど休むところがない。
戦っている間も走ってるし、会話始まったと思ったら殴り合ったり、その都度逃げたりで揺れが激しい。 
作中の7割くらいは視点が揺れている
つまり、視聴者側からしたらそれなりにキツいと思う。

 FPSやってたから余裕じゃね?とかもはや関係ない。
俺はFPS数年やっていた自称ゲーマーだが、上下の揺れはあまりにも激しい。
当然だ、人間はFPSみたいに頭の位置(Z軸)を固定して走ったりはしない。

没入感は凄まじいし、一番の見所なのだが酔って視聴を一旦中断したくなるという二律背反。


……まぁ洋楽も良かった。
誰もが知っている超有名なロックバンドのサウンドが心地良いし、
日本語に訳した歌詞が出て来るし、その絶妙な痒さ、ストレートな歌詞の心地よさ。洋楽、洋画って感じはたまらない。

各地に散りばめられた映画好きならわかるネタみたいなものもあったっぽくて、映画好きでも楽しめる……とは思う。


個人的な、この映画の「一番の」面白さはやはり疾走感、爽快感でしょうね。
アニメ好きの俺からしたら「俺TUEEE」系の異世界なろうモノのような、RTAやTASのスーパープレイを見ている爽快感に似ていると思います。
(そこまでヘンリー最強って程ではないけどね よく死にかけるし)

まあ主人公死なないで人を殺しまくるしね。
作中でキルをカウントした動画もあるし。


オチも結構痛快だしね。敵の頭ぶっ飛ばして妻だと思っていたけど敵の仲間だったエステルも突き落とす。思わず「うおおおお」ってなったもん。


頭空っぽで見て欲しい映画。
オススメだけど、ゴア・3D酔いが激しいからオススメし辛い。そんな映画。

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