【レビュー】最高の映画「プリキュアオールスターズ NewStage3 永遠のともだち」

友人4人(全員男)で見に行った、プリキュアオールスターズNS3の感想です。

※ネタバレを含みます




























New Stageシリーズ最後となるプリキュア映画。なかなか良い出来でした。
この映画単体では話は薄めですが、NSシリーズ通して良い出来だったかなぁと思います。

シナリオ

今作・シリーズ通して ★★★★☆ 4.0 / 5.0

今作はかなり急ピッチな作品だった。初っ端から日常回すらほぼ無く、「幸福な夢から覚めない」という症状が流行っていて、原因は悪夢を食べる妖精族が、友達の居ない息子のために子供を夢の中に留めるという話。
聞いてて「この設定euphoria(エロゲ)か?」って思った。
親子の愛とかまぁよくある話な感じでした。普通ですね。

子供の声優が剛力彩芽でかなりの棒読み具合で作風ぶち壊しの最悪な演技力で、話題作りにも成らないこのカスゴミをなんで採用したのかなぁという所が疑問でしかならないし、事務所のゴリ押しと言うものを実感しました。もうこの子供一生眠ってろお前(KBTIT)みたいな。


いきなり夢の中に飛び込んで解決に向かうというかなり急ピッチながらも、すぐさま戦闘が始まる。戦闘メインの映画で話はかなり薄かった。

NSシリーズでのみ登場するプリキュア(通称:能登キュア)がまた出てくれたのがかなり嬉しい。
悪夢を食べる子供の妖精が成長していく話はそれなりに退屈ですが、プリキュア全員が幸せな夢を見ているという過程が非常に面白い。
キャラクター性を深く掘り下げる形になっていて非常に楽しめたかなぁと思います。
NS1~NS3で喋らないキャラがおそらくこれで全員喋った?という感じ。
ファンサービス的にはかなり良かったし、限られた尺で良く出来ていたと思います。

解決後、妖精学校のいつも問題を起こす2人が「能登キュアのことこの教科書に載せるからな!」
とか言ってて「お前その教科書のせいで毎回ラスボスにプリキュアの傾向知られて負けてんだろわかってんのか!!!!今回もテメーが落としたせいだろ!!」とツッコミたくなった。

妖精の居ない能登キュア、プリキュアの居ない妖精が会うことになってシリーズ通して理解できる作品でした。


作画

★★★★☆ 4.5 / 5.0
作画は大変良かった。
心なしかドキプリの作画が可愛く見えた?
あぐりちゃんも初っ端出てきて可愛かったし、戦闘は相変わらずよく動くし、かつ戦闘シーンが長かったのに疲れを見せない作画が良かった。

CGはたまに入ってきたところもあるが、それでも十分だろう。
かなりレベルの高いCGだし、 エンディングCGもかなり出来が良くて楽しめた。

キャラクター

★★★★★ 5.0 / 5.0
今回でNSシリーズで全員分キャラクターについて掘り下げられていた部分があり非常に良かった。
マナはやっぱり総理大臣とかになりたかったのかなぁとか、キュアビートさん何してんすかとか、響はピアニストになってるの凄い感動したし、それぞれ見せられた幸福な「夢」において、自分の将来の「夢」が描かれていたのがとても良くて、やはり「夢は叶えるもの」と教えてくれるのは良かった。
「これ夢だ!」とか気づく様がもうマジでeuphoriaかと。
あとは初代とSSのプリキュアがやっぱり強めというか、そういった印象は強かった。















えりかはやっぱりニーズもあるのか、スタッフに愛されてるのかセリフも待遇も違うかなぁと。可愛いからいいんだけど。
亜久里ちゃんの「私達の寝首を掻こうなど、100年早いですわ!アデュー…」でちょっと笑った。お前そんな歳じゃないやろみたいな。


感想

★★★★☆ 4.5 / 5.0
プリキュアファン必見。NS1,2を見た人は特に。
俺として不満なのは親子愛を見せられたのが少し退屈なだけであって、それをプリキュアたちが解決していく様は見ていて非常に楽しいものであったのでかなりいい映画だったと思っています。
NSシリーズで一番面白く、短い時間によく詰めたものだと思いました。
主題歌はえーいえんのーともーだーち(デデデンデン!)で固定でしたが「永遠の友達」がテーマで良い曲だったなぁと。
ハピネスチャージ実はまだ見てないんだけどキャラ可愛いしそろそろ見なきゃな?
久しぶりにスタッフの愛を感じれる作品でした。

キュアミューズちゃんマジで喋って欲しかった

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